オン・オフ現象も改善の余地があります

L-ドパ(合剤)を飲む時間とは関係なく日内変動が起こる事を指し、症状の変化が急激で、電気スイッチのオン・オフに似ていることからオン・オフ現象とよばれています。

 

この現象は治療期間の長い患者さんに多く現れ、70歳以上でパーキンソン病を発症した患者さんにはほとんど出現しません。ただし、オン・オフ現象が出現しても薬を調整したり、他の薬と組み合わせることでその現象を改善することが出来るので心配はいりません。

 

オン・オフ現象とは

L-ドパが効いている時間を「オン時間」、効き目が悪くなる時間を「オフ時間」といいます。治療初期時にはL-ドパでパーキンソン病の症状をコントロールできるのですが、長期に渡りL-ドパを服用していると薬の効き方が鈍くなってしまい、オン・オフ現象が顕著に現れてしまうのです。

 

また、このオン・オフ現象を複数回くりかえす事を「ウェアリングオフ現象」といいパーキンソン病患者を悩ませる症状の一つとされています。

 

オフ状態になると、動作が鈍くなったり、前傾姿勢になったりします。本人が気づかない場合は周りの人間がしっかりと様子を観察してあげることで、ひどくなる前に改善することができます。

 

オン・オフ現象を改善するには

L-ドパの投与量を増やしたり、ドパミン受容体刺激薬などと組み合わせると改善が可能です。現在服用中の薬で症状をコントロールできなくなってきた時は、すぐにかかりつけの医師に相談しましょう。